1954-11-25 第19回国会 衆議院 大蔵委員会 第81号
今日一時やみ米によつて、あるいはやみ取引によつて生活しておつた一部の人々はヒロポンとやみ酒、やみタバコ、この三つで従来のやみ取引による利益をこれに肩がわししておる形勢が最近非常に強まつて来ております。まつたく政府の政策のよろしきを得ない結果でありますから、この点に対して一段のくふうをされたらどうか、こう考える。
今日一時やみ米によつて、あるいはやみ取引によつて生活しておつた一部の人々はヒロポンとやみ酒、やみタバコ、この三つで従来のやみ取引による利益をこれに肩がわししておる形勢が最近非常に強まつて来ております。まつたく政府の政策のよろしきを得ない結果でありますから、この点に対して一段のくふうをされたらどうか、こう考える。
私は光のやみタバコの問題と、それからタバコがまずいというので、前任監理官の当時にやかましく私は申し上げた。そうしてタバコをもつとうまくしなければならぬ。
私は先般光のやみタバコについていろいろ調査しましたところ、光の箱の印刷は、京都の専売局において多く行われている。それが大体やみタバコに流れて行つたようでありますが、これを調べて見ますと、箱の盗難が大きな原因であります。大体京都の専売局から出しているのは、金沢あるいは名古屋から以西の専売局の使つている光の箱は、ほとんど全部京都の専売局において印刷されている。
しかし今日日本の専売公社でこれだけきつく統制をしておるのに、こういう製造タバコを入れられるから、ヤミの横流しタバコがそれにまぎれて堂々とPXから乗り込んで来るのでありまして、私は日本人が持つておる製造タバコは全部やみタバコであるということにするためにも、この輸入を削減すべきであると考える。こういうもものがおとりになつてPXから無税のタバコが堂々と岳り込んで来る。
○中崎委員 もう一つ伺いますが、やみタバコの問題は、これは酒の場合も同じなのですが、取締ることももちろん必要なのですが、ただ取締るだけではなかなか撲滅はもちろんできぬと思うのであります。そこで一つの宣伝ですね。
○中崎委員 タバコのことについて質問しますが、現在でもやみタバコが相当に横行しているように見受けられます。そのやみタバコの中で、国内においてつくられるものは少くて、大体駐留軍のものが相当の量を占めているものと思います。政府の方では、どの程度のものがやみタバコとして実際に取引されていると見ておられるか、大よその見当をお知らせ願います。
○勝田説明員 現在やみタバコの取締りにつきましては、各局総計千三百人の監視を置きまして、それが逐次内偵、検挙、これもわれわれの手だけでは参りませんから、検察当局等と連絡をとりまして検挙いたしております。大きい問題がかなり多いものでありますから、検察当局の手を借りないとできないようなものがかなりございまして、御承知のように上野のあめ屋横丁あたりも検挙いたしたような次第であります。
○佐藤(觀)委員 もう一点関連して副総裁に質問しますが、最近やみタバコの問題は大分少くなりましたが、一体やみタバコの取締りに対してどういう対策を持つておられるか。これが一点。 それからもう一つ、最近三年間のタバコの売上げ状況を資料として御提出願いたい。
○平田政府委員 タバコの問題は直接私の方で所管しておりませんので、どうもあまり責任あるお答えはいたしがたいのでありますが、御指摘の点は確かに問題でありまして、日本の專売收入を外国のやみタバコ等で相当食われているという事実はあるようであります。これに対抗する措置といたしましては、御承知の通り取締りを相当嚴重にいたしております。
いわゆる外国タバコの駆逐と、もう一つはやみタバコの駆逐、これが基準になりますならば、相当程度これまた税金も上るのじやないかと思いますが、主税局長はどう考えておりますか、承りたい。
これはやみタバコの問題といたしましては、従来専売公社といろいろその防止に努力しておりましたのと同じ方向で、今後もやみタバコの防止について周知徹底をはかり、また取締りの面も適当に推進して参る、そういう考えでございます。
○深澤委員 それから内国製品のタバコにもやみタバコがあるということを、われわれは聞いているのでありますが、専売局は現在国内のタバコのやみ問題についてどういう見解を持つておられるか。そして取締りの状況はどうかという点を伺いたい。
そこでこれに関連してお尋ねいたしますが、長官の御答弁では密造はだんだん減つて来ておるとは言われますが、少くともやみタバコの減少よりは密造の減少の方が少い。密造はやはりまだ全国的に氾濫しておる。そこで、この密造を根絶するについて今後いかなる対策が必要か。
○有田主査 それから光の密造の問題でありますが、先般来私も専売公社へ行つてこの点をやかましく申し上げたのでありますが、光の箱を京都の工場において印刷をしておる、その京都の工場で印刷した光の箱が九州あるいは中国、近畿、四国さらに金沢、名古屋こういう方面の地方局の光の製造に箱が送られておるのでありますが、この箱が盗難にあつてそうしてやみタバコの材料になつておるという状態でありますが、その後御調査になりました
これははなはだ余事ではありますが、なおやみタバコというものが相当あるということを聞いております。私どもはタバコというものは各地区にまんべんなく配給できるように、小売人の指定等もなるべく緩和してもらいたい、かように思います。承るところによりますと、専売公社の係官等が少いためでありましようか、なかなか調査に来てくれない。相当努力をしなければ出張もしてくれないし、イエス、ノーをきめるのにも長くかかる。
それから第四点としてお伺いしたいことは、先般の新聞紙上において、いわゆるやみタバコの大量製造があつたということが発表され、しかもその光の箱が専売公社から横流しをされておつたという事実が、指摘されておつたように記憶しておるのでありますが、あの新聞の記事は事実であつたかどうか。専売公社から光の箱が流れたのかどうか。その点をひとつお伺いしたい。
一、千二百億の税金がはたして容易にとり得るかどうか、その徴税の方法、現在アメリカ・タバコが流れ込む金額の概算、かつ何ゆえにこのやみタバコを防止できぬか、その原因。二、再生産を伴わぬ、ただ煙と化する葉タバコに外資を入れることの是非並びに日本経済界に及ぼす影響、耕作面積が何ほどぐらい減ずるか、その見込反別、東北地方、関西地方並びに在来種に及ぼす点。
それにいたしましても、現在外国タバコのやみあるいは葉タバコの横流し、内地の葉タバコを使いましたやみタバコが非常に多く出ておりまして、もちろんやみのことであむますから推計はむずかしいのでありますが、少く見ても百億程度の益金が食われているのではないかと思います。
何であるかというと、今日官公吏の人も、ちよつとした人でも、やみタバコをたくさん吸つておる。やみタバコのために百五十億くらいの脱税はらくにやつておるということは、私は当局方面が詳しいと思うのであります。今日このやみタバコをより以上に取締つて、そういう金を災害地対策の費用に用いることができはしないかと思うのであります。子供に至るまで、やみタバコを堂々と吸つておる人がたくさんある。
最近やみタバコは非常に影をひそめました。反対にやみ酒は日に日に氾濫しております。二、三日前の新聞によりましても、千葉県における大仕掛な密造酒の取締りにおきましては、二百数十名の武装警官を動員してようやくその執行をやつている。
先ほど河田委員からもお尋ねがありましたが、やみタバコが非常に氾濫している。これをしつかり取締りませんと、千二百億の財政收入はくずれることになります。それから、取締りの方面はそれのみではないのでありまして、子供が盛んにこのごろタバコをのんでいるのであります。これは一種の人道上の問題でありまして、子供が悪の道に走るのはまずタバコからであります。
○冠木政府委員 外国のやみタバコはまことに困つた問題で、ございましていろいろ努力はいたしおりますが、なお相当の数量が入つていることは事実でございます。やみタバコがどのくらい出ておるかというような推定でございますが、これは非常に困難でございまして、はつきりしたことはもちろんわかりませんが、大体十億本くらいは出ておるのではないかというようなことを言う人もあります。
またこれは私どもの責任ではないのでありますが、一時町にやみタバコが氾濫いたしました。こういう関係から、工場の取締りも非常にやかましくなつておるのであります。それで今御質問のありましたように、今でもそういう制度が残されておりますので、従業員はたいへん気持の悪い思いをしております。正しい労働者であればあるほど、それに対して不快な気持を持つておるのであります。
われわれ衆議院議員も、やみタバコを販売する者に対しては、相当の考慮と協力をしたいと思いますが、その点お願いしておきます。
これにつきまして、最初から横道に入るようでありますが、やみタバコでありますとか、その他のタバコも氾濫しておるかに聞いております。これは私どもの想像でありますが、内地のタバコは割合に性質と申しますか、内容といいますか、それが貧弱であるからではないかというようなことも言われておるのであります。
○冠木政府委員 確かに今お話のありましたようにやみタバコ、ことに外国のやみタバコが氾濫いたしておりまして、それが專売公社の高級タバコの売れ行きに影響するという面がございますので、その取締りには相当努力いたしておるのでございますが、なかなか思うような成果が上りませんで、今後ますます努力しなければいかぬと思つております。
それからやみタバコの問題でありますが、これは名古屋で三宅さんのお聞きになつたように、小工場でやみのきざみなり巻タバコをやつておるという例がちよいちよいあるように私ども伺つております。これはほんとうに撲滅しなければならぬことでありますし、これの直接の取締りには相当の危險もあるのであります。警察官なり、あるいは場合によりましては進駐軍の應援を得て、今後も取締りを励行したい。
次に今度はさきのやみタバコの例と関係があるわけでありますが、私は名古屋の局長に、あなたはどういうふうに考えておるかということを御質問いたしました。率直に申されました。このやみタバコに対しては各地方に小さい工場を持つて、一台か二台でありますが、小さいきざみ工場を持つて、それをわずかな女の手か何かを借りて巻いて、これを市中に流すものがあるということを認めておる。
なおまた御指摘のありました專賣法の罰則で、刑法の原則の除外ということは、これは現在都市でよくやみタバコを賣つておるのに、大きなりつぱな男の人が立つてやみタバコを賣つておるという事例は割合に少くて——そういう例もあるとは思いますが、中には未成年者や、子供を使つて賣つておるのがかなり多いのであります。